カリフォルニア州、畜産動物の拘束飼育禁止

2018年11月6日、カリフォルニア州住民投票で、「家畜監禁に関するイニシアチブ」Proposition 12が通過。同州では2022年からは卵はケージフリーでなければならなくなりました。

2008年にはなかった具体的な面積要件が定義されることとなり、
2020年から次の面積要件が定められることになりました。

  • 子牛1頭あたりの使用可能な床面積が4m2(43 ft2)以上
  • 採卵雌鳥(鶏・七面鳥・アヒル・ガチョウ・ホロホロ鳥) 1頭あたりの使用可能な床面積が929cm2(1 ft2)以上

そして、2021年12月31日以降は、繁殖豚の面積要件が定められ、卵はケージフリー環境で飼育しなければならないことが決定しました。

  • 繁殖豚1頭あたりとその直接の子供達の使用可能な床面積が2.2m2(24 ft2)以上
  • 屋内または屋外で雌鳥が動き回れるケージフリー環境

またこの法律に反する畜産物を州内で販売することができなくなります。

California Proposition 12, Farm Animal Confinement Initiative (2018)
California General Election Tuesday, November 6, 2018
https://lao.ca.gov/BallotAnalysis/Proposition?number=12&year=2018